終了 島の色 静かな声

沖縄の西表島で自然と共存する夫婦の姿にスポットを当てたドキュメンタリー。

自分の手で糸を紡ぎ、自生の植物で鮮やかな色に染め、美しい布に織り上げる染織作家の石垣昭子と、島の唄や祭りをこよなく愛する夫・石垣金星。
大地に根差した2人の素朴な暮らしぶりを、島の環境問題にも触れながらじっくりと伝える。
海の青、木々の緑、生糸の白、手染の布の藍など、“色”をテーマにしたスピリチュアルな映像も印象的。
被写体や物語を通じて、視覚芸術的、詩的、思想的な表現の方向へと強く向けられているので、〈映像詩〉という言葉でより良く表現される作品。

島の色 静かな声

予告編は公式サイトからご覧いただけます。

料金

当日一般
1,500円 (現金のみ、当日受付にてご購入ください。)
シアターSPEC メンバーズ
1,300円(現金のみ、当日受付にてシアターSPECメンバーズカードをご提示の上、ご購入ください。)
小人(小学生以下)
800円(現金のみ、当日受付にてご購入ください。)

解説

時間をかけながら人々の日常生活に寄り添い、季節毎の仕事や行事など、一年で一巡する島の暮らしを撮影。映像は常に色彩に重点を置きながら、詩的に精神性を表現するようなものとする。高感度のマイクで自然の音や日常の音、唄や音楽を録音し、美しく臨場感あふれる音声を作り、音楽は撮影対象の石垣金星氏の音源を中心に編集。説明的なオフヴォイスの解説は避け、映像自体の力を引き出した編集で静から動への日本的なリズム感を表現する。都市の現代生活と対極にある時間感覚、意識、精神性や思想を表現することで人々へ疑問を投げかけ、伝統や民族的価値の保存を意図したドキュメンタリーとは一線を画した、芸術的、詩的な作品とする。

島の色 静かな声 公式サイト

概要

タイトル
島の色 静かな声
上映時間
75分
クレジット
監督:茂木綾子
撮影:ヴェルナー・ペンツェル
チーフプロデューサー:芹沢高志
プロデューサー:相澤久美
製作:サイレントヴォイスLLP (日本)
共同製作:ヴェルナー・ペンツェル・フィルムプロダクション(ドイツ)
プロデューサー:ヴェルナー・ペンツェル
スーパーバイザー:ヨーク・グロッスマン
共同製作:レ・フィルム ドゥ・プレゾン(フランス)
プロデューサー:パトリス・ネッソン
プロダクションマネージャー:ローランド・ヴァルシーニ
協力:紅露工房(代表・石垣昭子)、石垣金星、西表島 祖納集落の皆様、P3 art and environment、ライフアンドシェルター社、松丸亜希子、伊藤忍、八木直子 他
この作品の上映は終了しました。